志摩で日本版ライドシェア実証事業開始!観光地型モデルの詳細解説
2024/07/26
こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
志摩で「日本版ライドシェア」実証事業始まる 観光地型モデルで
目次
日本版ライドシェアの実証事業が志摩でスタート
7月22日、三重県志摩市で新たな制度「日本版ライドシェア(自家用車活用事業)」の実証事業が開始されました。この事業は、タクシー事業者による運行管理の下で、地域の自家用車や一般ドライバーが有償で運送サービスを提供するものです。
初日には、志摩市の阿児アリーナで出発式が行われ、志摩市長や三重県知事、全国ハイヤー・タクシー連合会の会長、国土交通省の局長などが出席しました。テープカットも行われ、盛大なスタートを切りました。
日本版ライドシェアとは?
ライドシェアとは、Ride(乗る)をShare(共有)することを意味します。日本版ライドシェアは、タクシー事業者が運行を管理し、一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運ぶ新しいサービスです。
これまで、日本では第2種運転免許を持たない人が有償で客を送迎することは法律で禁止されていました。しかし、4月から国土交通省が条件付きで解禁し、タクシー事業者が運行管理を行うことで実現しました。
実証事業の概要と目的
この実証事業は、夜間における観光客の移動需要を把握し、観光二次交通の課題解決を目指しています。具体的には、18時から24時の夜間に運行されます。
利用者は、事前にタクシー配車アプリ「GO」をスマホにダウンロードし、名前やクレジット情報を登録しておきます。利用したい時にアプリを起動し、目的地を入力して配車ボタンを押すと、提携するタクシー会社のタクシーまたはライドシェア車両が近くまで配車される仕組みです。
初日の出発式の様子
出発式は志摩市の阿児アリーナで行われ、志摩市長や三重県知事、全国ハイヤー・タクシー連合会の会長、国土交通省の局長などが出席しました。テープカットも行われ、盛大なスタートを切りました。
この事業には、三重近鉄タクシーの鳥羽・志摩営業所が参加し、タクシー車両とドライバー所有車両計3台を、募集した一般ドライバー5~10人で運行します。ライドシェア車両のフロントガラスには「GOライドシェア」の表示灯が設置され、ドア側面には「自家用車活用事業 実証運行中」のステッカーが貼られています。
日本版ライドシェアの利用方法と特徴
タクシー配車アプリ「GO」の使い方
日本版ライドシェアを利用するためには、まずタクシー配車アプリ「GO」をスマホにダウンロードする必要があります。アプリをインストールしたら、名前やクレジット情報などを登録して準備を整えます。
利用したい時には、アプリを起動し、目的地を入力して配車ボタンを押します。すると、提携するタクシー会社のタクシーまたはライドシェア車両が近くまで配車されます。
ライドシェア車両の特徴
ライドシェア車両は、タクシーとは異なり、車両の屋根にタクシーあんどんや自動ドアはありません。しかし、フロントガラスには「GOライドシェア」の表示灯が設置され、ドア側面には「自家用車活用事業 実証運行中」のステッカーが貼られています。
これにより、利用者はライドシェア車両であることを一目で確認でき、安全に利用することができます。
運行時間と参加タクシー会社
この実証事業は、18時から24時の夜間に運行されます。夜間の観光客の移動需要を把握し、観光二次交通の課題解決を目指しています。
参加するタクシー会社は、三重近鉄タクシーの鳥羽・志摩営業所です。タクシー車両とドライバー所有車両計3台を、募集した一般ドライバー5~10人で運行します。
日本版ライドシェアの今後の展望
観光地型モデルの期待と課題
日本版ライドシェアは、観光地型モデルとして大きな期待が寄せられています。観光地では、特に夜間の移動手段が限られているため、このサービスが観光客にとって非常に便利になると考えられます。
しかし、成功するためには、タクシー業界や利用者が一体となって盛り上げていく必要があります。また、各地域でのやり方を工夫し、柔軟に対応することが求められます。
他の観光地での実証事業
志摩市以外にも、軽井沢、ニセコ、石垣などの観光地で実証事業が行われています。これらの地域でも、日本版ライドシェアが観光客の移動手段として利用され、観光二次交通の課題解決に貢献しています。
各地域での成功事例を参考にしながら、他の観光地でも同様の取り組みが進められることが期待されています。
全国展開への期待と課題
日本版ライドシェアが全国に展開されることで、観光地だけでなく、都市部や地方でも移動手段の選択肢が増えることが期待されています。特に、運転手不足や車両不足が深刻な地域では、このサービスが大きな助けとなるでしょう。
しかし、全国展開にはいくつかの課題もあります。各地域での需要や利用状況に応じた柔軟な対応が求められるほか、法規制や運行管理の体制整備も必要です。これらの課題を克服しながら、日本版ライドシェアが広く普及することを期待しています。
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