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三菱「ミニキャブEV」日本郵便に3000台受注、航続距離180kmに向上

2024/07/12

こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
三菱自動車が日本郵便から集配用に軽商用EV「ミニキャブEV」3000台を受注(スマートモビリティJP) – Yahoo!ニュース

三菱自動車の新型「ミニキャブEV」について

「ミニキャブEV」とは?

「ミニキャブEV」は、三菱自動車が開発した軽商用電気自動車です。2011年から2021年にかけて販売されていた「ミニキャブ・ミーブ」を改良し、再登場させたモデルです。

この新型「ミニキャブEV」は、特にビジネス用途に向けて設計されており、航続距離や安全性、使い勝手が大幅に向上しています。

新モデルの特徴と改良点

新型「ミニキャブEV」は、前モデルから多くの改良が施されています。まず、ASC(アクティブスタビリティコントロール)やオートライトなどの安全機能が追加され、安全性が向上しました。

また、ビジネス用途で重要な使い勝手も改善されており、バッテリーの容量が増加したことで航続距離が180kmにまで延びています。これにより、長距離の配送や集配業務にも対応できるようになりました。

航続距離とバッテリー性能の向上

新型「ミニキャブEV」の最大の特徴は、バッテリー性能の向上です。バッテリーの総電力量が20kWhに増加し、WLTCモードでの航続距離が180kmに達しています。

これにより、ビジネス用途での長距離移動が可能となり、充電の頻度を減らすことができます。特に、ルート配送や集配業務においては、充電の手間を省くことができるため、業務効率が向上します。

日本郵便との連携と環境マネジメント

日本郵便の導入背景と使用実績

日本郵便は、2013年から前モデルである「ミニキャブ・ミーブ」を5000台以上導入し、11年間にわたる使用実績を積み重ねてきました。この実績を基に、新型「ミニキャブEV」の導入を決定しました。

2024年秋から順次納入が開始される予定で、日本郵便の集配用車両として活躍することが期待されています。

「ミニキャブEV」のビジネス用途での利便性

「ミニキャブEV」は、ビジネス用途において多くの利便性を提供します。まず、航続距離が180kmに向上したことで、長距離の配送や集配業務にも対応可能です。

また、大容量の荷室空間を有しており、郵便物などの重い荷物を積載しても、滑らかで力強いモータードライブで快走することができます。さらに、業務時間内の給油の手間を省けるため、業務効率が向上します。

環境性能と静粛性の評価

「ミニキャブEV」は、CO2を一切排出しない環境性能を持ち、温室効果ガス排出量の削減に貢献します。これにより、日本郵便の環境マネジメント推進に寄与します。

また、電気自動車ならではの静粛性を持ち、閑静な住宅街での集配でも騒音問題を解消します。これにより、住民への配慮が求められる地域でも安心して使用することができます。

「ミニキャブEV」の主要諸元と価格

車両の基本スペック

新型「ミニキャブEV」の基本スペックは以下の通りです。

  • 全長×全幅×全高:3395×1475×1915mm
  • ホイールベース:2390mm
  • 車両重量:1130kg
  • 最高出力:31kW(42ps)
  • 最大トルク:195Nm
  • バッテリー総電力量:20kWh
  • WLTCモード航続距離:180km
  • 駆動方式:RWD
  • タイヤサイズ:145/80R12

価格とコストパフォーマンス

新型「ミニキャブEV」の車両価格は税込で243万1000円です。この価格は、電気自動車としての高い環境性能や、ビジネス用途での利便性を考慮すると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

また、電気自動車の特性として、燃料費やメンテナンスコストが低く抑えられるため、長期的な運用コストも削減できます。これにより、ビジネスにおける経済的なメリットも大きいです。

「ミニキャブEV」は、環境性能とビジネス用途での利便性を兼ね備えた優れた電気自動車です。東京都内でレンタカーやカーシェアを検討している方々にとっても、興味深い選択肢となるでしょう。ぜひ、最新の情報をチェックして、最適なカーライフを実現してください。

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