次世代ソーラーEV実証開始!超極薄「曲がる太陽電池」搭載
2024/05/27
こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
ついにEV“充電レス”!? 世界初の「次世代ソーラーEV」実証開始 電池は“超極薄”
目次
次世代ソーラーEVの登場
超極薄「曲がる太陽電池」搭載EVとは?
太陽電池スタートアップのPXP(相模原市)とモビリティスタートアップのEVジェネシス(東京都渋谷区)は、2024年5月21日に「曲がる太陽電池」を搭載した小型EVの実証実験を開始しました。
この小型EVは、3輪の側車付軽二輪車で、普通免許で運転が可能です。屋根にはPXPが開発した「カルコパイライト型」の曲がる太陽電池が搭載されています。太陽電池パネルはトータル1kg未満の超軽量設計で、厚さも1mmと超極薄です。
世界初の「次世代ソーラーEV」実証実験開始
今回のEVは、「薄膜系太陽電池を用いた平米2kg以下、変換効率10%以上の次世代型の“曲がる太陽電池”を搭載したEV三輪車」として世界初のものです。
この実証実験により、太陽光発電のみでどれだけの走行距離が可能か、また日常の使用にどれだけ役立つかが検証されます。
技術の詳細とその可能性
カルコパイライト型太陽電池の特徴
カルコパイライト型太陽電池は、非常に薄く、軽量であることが特徴です。厚さ1mm、重量1kg未満という設計は、車両の軽量化に大きく貢献します。
また、この太陽電池は曲げることができるため、車両の形状に合わせて柔軟に設置することが可能です。
ペロブスカイトタンデム型太陽電池へのアップグレード
現在開発中の「ペロブスカイトタンデム型」の曲がる太陽電池にアップグレードした場合、1日の発電で約25kmから30kmの走行が可能になると見込まれています。
この技術の進化により、さらに効率的なエネルギー利用が期待されます。
太陽光発電による走行距離の見込み
現行のカルコパイライト型太陽電池では、1日の太陽光による発電のみで約15kmから20kmの走行が可能とされています。
これにより、日常の近隣移動であれば、充電無しに再生可能エネルギーのみでカバーすることができるようになります。
次世代ソーラーEVの利便性と将来性
日常の近隣移動における充電不要のメリット
太陽光発電による走行が可能な次世代ソーラーEVは、日常の近隣移動において充電の手間を省くことができます。
これにより、時間やコストの節約が期待され、より手軽にエコな移動手段を利用することができます。
振動や衝撃に強いソーラーパネルの特性
次世代型ソーラーパネルは、振動や衝撃、走行中の影に強い性質を持っています。
これにより、走行中の安定性が高まり、耐久性も向上します。
小型EVとソーラーパネルの相性
小型EVはソーラーパネルの面積が限られるものの、車両自体が軽いため、少しの発電量でも比較的長距離を走ることができます。
このため、次世代型ソーラーパネルと小型EVの組み合わせは非常に相性が良いとされています。
これからのカーライフにおいて、次世代ソーラーEVは大きな可能性を秘めています。MOOVマガジンでは、今後もこのような最新技術の動向を追い続け、皆様に有益な情報をお届けしてまいります。
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