時には必要があって、早朝や深夜にクルマを借りて使いたいこともあるのではないでしょうか。

とはいえ現在、24時間営業のレンタカーというものはあまりありません。

時間帯によっては、希望通りの使い方はできません。

営業時間の縛りを気にせず、早朝深夜にレンタカーを使う方法についてご案内します。

クルマを借りて乗るにも、時間の制限がある

レンタカーを早朝深夜に利用しようとしても、どうしても物理的な制限があります。

確認しましょう。

レンタカー営業所は基本的に営業時間の縛りあり

かつてはニッポンレンタカーが24時間営業で知られていました。

ですが現在、24時間営業の大手レンタカー営業所は、ごく一部しか存在していません。

大手レンタカーの多くの営業所は、午前8時または午前9時から、午後8時までです。

この時間の範囲で、借りて返す必要があります。

深夜から乗り始めたい場合でも、営業時間中に借りて、自費でコインパーキング等に停めておく必要があるわけです。使わない時間の費用も発生します。

また、深夜の運転で用事が済んだ後も、朝になるまで返却ができません。

カーシェアには時間の制限がない

いっぽう、流行りのカーシェアならば、利用時間についての制限はありません。

アプリ等で予約し、無人のステーション（駐車場）に停めてあるクルマを使うので、利用する時間帯はまったく自由です。

カーシェアはむしろ、深夜の利用こそ狙い目です。クルマが通常稼働しない時間帯のため、割引料金の設定があるためです。

ただ、便利なカーシェアも万能の存在ではありません。

基本的にカーシェアは、先に会員になっておく必要があります。

dカーシェアや楽天カーシェアなど即時入会後すぐ乗れるものも増えていますが、深夜に思いついて申し込んでも審査が下りません。

それから、希望のステーションのクルマが、2日以上借りられていて、予約できないケースもあるのでご注意ください。

夜使っている人自体は少なくても、現にステーションにクルマのないことは普通にあるわけです。

カーシェアタイプのレンタカーもある

レンタカーに時間の制限があるのは、有人サービスだからです。

働き方改革もあって、深夜に従業員を稼働させるようなことはもはや少なくなっています。

ただレンタカーでも、無人でスタートできるサービスも実施されています。たとえば、ニッポンレンタカーの「セルフレンタカー」です。

ただその性質は、「レンタカー営業所に置かれたカーシェア」だと思ったほうがいいでしょう。

基本的に営業所に出かける必要はあります。営業所が遠い場合、タクシー代も掛かります。

ガソリンスタンドで借りられるニコニコレンタカーは一部深夜対応

ニコニコレンタカーは安いレンタカーとして知られています。

このレンタカーはガソリンスタンドで借りますが、深夜帯も開いているスタンドの一部で深夜貸し出しを実施しています。

深夜帯に有人の貸し出しをするのは、最近では珍しいサービスでしょう。

割増料金は掛かりません。

MOOVなら早朝・深夜に、乗りたいクルマが届く

早朝、深夜にクルマを借りるのは、制限があるという事実を確認しました。

わずかに、無人対応か、深夜に人がいる施設に限り、貸し出しが可能となっています。

さて、深夜にクルマを借りにいくのもいいのですが、クルマが自宅に届くサービスをご紹介します。

デリバリー型カーシェアのMOOVです。

MOOVならクルマのほうからやってくる

MOOVは利用者がクルマのある場所に出かけるのではなく、クルマを利用者のいる場所に持っていくシステムです。

カーシェアの一種ですが、会員登録はLINEですぐ済みますし、月会費も発生しないため、レンタカーとして単発の利用にも向いています。

MOOVは対応時間が長い

MOOVは大手レンタカーよりも、クルマに乗り始める（あるいは返却する）時間帯が長めに設けられています。

朝8時から夜10時までの対応です。

特に夜の時間帯、遅くまで対応しているので、深夜からドライブを開始して、日をまたぐ利用には最適といえます。

MOOVは東京都内の一部でサービス提供中

深夜までクルマが借りて返せるMOOVは、東京都内の一部にクルマをお届けします。

次の範囲です。

＜渋谷区・新宿区・港区・中央区・千代田区・文京区・豊島区・北区・墨田区・台東区・荒川区・中野区・杉並区＞

上記以外の地域でも対応できることがあります。

まとめ

クルマを借りるには、早朝・深夜については物理的に制限があります。

クルマのほうからやってくるMOOVは、移動しなくていいだけのメリットではありません。

午後10時まで貸出しと返却の対応をしています。

深夜の出発が必要な際など、ぜひMOOVをご検討ください。