レンタカーの乗り捨てとは？安いおすすめサービスを3つ紹介

2023/03/22

レンタカーに対して「営業所に返却するのが面倒」「目的地や自宅付近で乗り捨てられたらいいのにな」と思っていませんか。

実はいくつかのレンタカーは、乗り捨てサービスを提供しています。

今回は、まだあまりメジャーではない、レンタカーの乗り捨てについてまとめました。また記事後半では、乗り捨てができる安くておすすめなレンタカーサービス3選も紹介しています。

より便利にレンタカーを利用したい方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

レンタカーの乗り捨てとは？

「レンタカーの乗り捨て」と聞いて、どのようなサービスを思い浮かべますか？

「目的地や自宅の前など好きな場所で車を乗り捨てられるサービス」といった印象を持っている方が多いのではないでしょうか。

実は「乗り捨て」と言えど、どこでも好きな場所でレンタカーを乗り捨てられるわけではありません。

レンタカーにはワンウェイ方式とラウンドトリップ方式の2つの種類があります。

そしてレンタカー業界ではワンウェイ方式のことを「乗り捨て」と呼んでいるのです。

つまりワンウェイ方式であっても、営業所がない場所ではレンタカーを乗り捨てられません。

ただし東京都限定ではありますが、スタッフが目的地で待機して車を回収することで、営業所以外の場所での「乗り捨て」を可能にしているMOOVといったレンタカーサービスも存在します(記事後半で詳しく紹介しています)。

「乗り捨てができる」という点では便利なのですが、もちろん不便に感じる点もあります。

乗り捨てができるレンタカーの現状について詳しく見てみましょう。

レンタカーの乗り捨て(ワンウェイ方式)の実現には、より多くの営業所と駐車スペースが必要になります。

例えばラウンドトリップ方式の場合は、駐車スペースは1つの車につき1つで十分です。一方でワンウェイ方式の場合は、車を受け取る営業所と車を返却する営業所の両方に駐車スペースが確保されていなければなりません。

よってラウンドトリップ方式と比べて駐車スペースや営業所スタッフにかかる経費が多くなり、料金は割高になります。

「便利さよりも安さを優先したい」とのことでしたら、乗り捨てができるレンタカーはおすすめしません。

ただし先ほども紹介したMOOVは、営業所を持たないため、料金が割高になることはありません。お得な料金で乗り捨てができるレンタカーを利用できますよ。

レンタカーにはワンウェイ方式とラウンドトリップ方式があるとお伝えしました。

日本のレンタカー業界においては、ワンウェイ方式よりもラウンドトリップ方式の方が多いというのが現状です。

一方ヨーロッパでは乗り捨て可能なレンタカーサービスが普及しているのですが、これは日本と比べて路上駐車の取締りが厳しくないことが原因です。

よって「乗り捨てができるレンタカーを利用したい」と思っても、そもそも目的地にワンウェイ方式対応のレンタカーがないかもしれません。

今回紹介する「乗り捨てができる安くておすすめなレンタカーサービス3選」も、利用できる地域は限定的です。

目的地でレンタカーの乗り捨てが可能かどうかを、きちんと確認するようにしましょう。

乗り捨てができる安くておすすめなレンタカーサービス3選は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

MOOVは、東京都でサービスを展開するレンタカーサービスです。

指定の場所に車を配車でき、指定の場所で車を返却できます。一般的なワンウェイ方式のレンタカーサービスとは異なり、営業所以外の場所で受け取りや返却が可能です。

例えば駐車場の確保が困難なライブ会場まで車で行き、会場前でスタッフに車を返却するといった便利な使い方も実現できます

以下のYouTube動画にて、MOOVがどんなサービスなのかをご確認いただけます。

MOOVは東京都の以下の区の一部エリアにて対応しています。

登録料や月会費は無料で、登録も予約も全てLINEで完結します。

MOOVの料金詳細は以下の通りです。

月額料金	時間ごとの利用料金	1kmごとの利用料金
0円	2〜4時間：4,400円4〜6時間：5,500円6〜7時間：6,600円7〜8時間：7,700円8〜9時間：8,800円以降1時間ごとにプラス1,100円36時間パック：17,600円72時間パック：33,000円	0円

MOOV利用の流れについては、以下の記事に画像付きで詳しくまとめられています。