「いすゞ製EVバス『ERGA』が北陸の雪道に挑む!」
2025/01/18
こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
厳しい冬の北陸でEVバスは走行できるのか?冬季実証運行を前に試乗会(MRO北陸放送) – Yahoo!ニュース
目次
EVバスの導入とその背景
EVバスとは?いすゞ製「ERGA(エルガ)」の特徴
近年、環境に優しい交通手段として注目されているのが電気自動車(EV)です。その中でも、公共交通機関としてのEVバスは、都市の環境改善に大きく貢献する可能性を秘めています。
今回、金沢市で導入が検討されているのは、いすゞ製のEVバス「ERGA(エルガ)」です。このバスは、エンジンをモーターに置き換えたことで、排気ガスを出さず、環境に優しい運行が可能です。また、車内に段差がなく、乗客にとって快適な乗り心地を提供します。
北陸の厳しい冬に挑む理由
北陸地方は、冬季に厳しい雪道が続くことで知られています。この地域でのEVバスの導入は、雪道での走行性能や寒冷時のバッテリー耐久性が大きな課題となります。
しかし、これらの課題を克服することで、EVバスの普及が進み、持続可能な交通手段としての可能性が広がります。今回の実証実験は、その第一歩として非常に重要な意味を持っています。
試乗会の詳細と参加者の声
試乗会の概要と参加者
2024年12月に完成予定のいすゞ製EVバス「ERGA(エルガ)」の試乗会が、金沢市で開催されました。この試乗会には、馳知事や金沢市の村山市長をはじめ、約30名の参加者が集まりました。
参加者たちは、実際にバスに乗車し、乗り心地や騒音レベルを体験しました。これにより、EVバスの性能や快適性について、具体的なフィードバックが得られました。
馳知事の感想とバス会社の見解
試乗会に参加した馳知事は、「電車に乗っている感じ」とEVバスの静粛性を評価しました。また、「揺れも少なく、車体が低いという安心感もあり、極めて快適」との感想を述べています。
バス会社の担当者は、フル充電で140〜150キロの走行が可能であると説明し、実用性についても自信を示しました。これにより、EVバスが実際の運行においても十分な性能を発揮できることが期待されています。
実証実験の目的と期待される成果
実証実験のスケジュールとルート
実証実験は、2024年1月20日から2月3日までの期間に行われます。この期間中、金沢港クルーズターミナルから野町駅までの間を1日10便運行し、実際の運行条件下での性能を確認します。
このルートは、金沢市内の主要な交通拠点を結んでおり、実際の利用者にとっても利便性の高いものとなっています。
雪道での走行性能とバッテリー耐久性の検証
実証実験の主な目的の一つは、雪道での走行性能の確認です。北陸の厳しい冬の環境下で、EVバスがどの程度の走行性能を発揮できるかが試されます。
また、寒冷時におけるバッテリーの耐久性も重要な検証項目です。低温環境でのバッテリー性能は、EVバスの実用性に直結するため、詳細なデータが求められます。
運転手の操作感と乗客の快適性
運転手にとっての操作感も、実証実験での重要な評価ポイントです。EVバスの操作性が向上することで、運転手の負担が軽減され、安全性の向上にもつながります。
さらに、乗客の快適性も重要です。段差のない車内や静かな運行は、乗客にとって大きな魅力となります。これらの要素が評価されることで、EVバスの普及が加速することが期待されます。
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