ウェイモ、LAで自動運転タクシー一般提供開始!
2024/11/27
こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
Google系ウェイモ、LAで自動運転タクシーを一般提供(JBpress) – Yahoo!ニュース
目次
ウェイモの自動運転タクシーサービスの拡大
ロサンゼルスでの一般提供開始
米グーグル系の自動運転開発会社ウェイモが、ロサンゼルスで運転手が乗らない自動運転タクシーサービス「Waymo One」の一般提供を開始しました。これまでは「順番待ちリスト」に登録する必要がありましたが、専用アプリを利用することで、誰でもこのサービスを利用できるようになりました。
ロサンゼルスはウェイモにとって最大の都市であり、ハリウッドや南カリフォルニア大学(USC)などがある市内のほか、ビバリーヒルズやサンタモニカ、ロングビーチなどを含む約200平方キロメートルの範囲で運行しています。将来的にはサービスエリアをさらに拡大し、市内の広い範囲をカバーする計画です。
サービスエリアの拡大計画
ウェイモの共同CEOであるテケドラ・マワカナ氏は、ロサンゼルスの人々にこの素晴らしい体験を共有できることを大変嬉しく思うと述べています。ウェイモのサービスは急速に成熟しており、乗客には完全な自動運転がもたらす多くのメリットを受け入れてもらっています。
ロサンゼルスはウェイモのロボタクシーサービスが一般公開された3番目の都市であり、これらのうち最大の都市です。ウェイモは現在、ロサンゼルスのほか、サンフランシスコとフェニックスでも自動運転技術による旅客輸送サービスを展開しています。
利用者数の増加とその背景
ウェイモは、24年11月中旬に発表したところによると、ロボタクシーサービスの利用が各都市の合計で週15万回以上に達しているとしています。24年5月時点の週5万回、24年8月時点の10万回から着実に増加しています。
この増加は、ウェイモの技術の成熟と、利用者の間での信頼の向上が背景にあると考えられます。利用者が増えることで、サービスの利便性がさらに向上し、今後のさらなる拡大が期待されます。
ウェイモの技術とパートナーシップ
Waymo Driverの第6世代とその特徴
ウェイモは、自動運転システム「Waymo Driver」の第6世代を発表しました。この新しいシステムは、中国の電気自動車(EV)「Zeekr(ジーカー)」をベースにしており、搭載センサー(LiDAR、カメラ、レーダー)の数を減らすことで、コスト削減を図っています。
この技術革新により、ウェイモは自動運転技術のコストを抑えつつ、より多くの地域でのサービス展開を可能にしています。これにより、より多くの人々が自動運転の恩恵を受けることができるようになります。
吉利グループと現代自動車との提携
ウェイモは、中国の吉利グループと韓国の現代自動車と提携しています。吉利グループの高級EVブランドであるZeekrをベースにした車両を使用し、現代自動車のEV「IONIQ(アイオニック)5」にもWaymo Driverを搭載する予定です。
これらの提携により、ウェイモは多様な車両を自動運転タクシーとして運用できるようになり、サービスの多様性と柔軟性を高めています。
ウーバーとの提携とその影響
ウェイモは、米ウーバーテクノロジーズとも提携しています。この提携により、南部ジョージア州アトランタと南部テキサス州オースティンで25年にロボタクシーサービスを開始する予定です。
ウーバーのアプリを通じてロボタクシーを配車できるようになり、ウェイモはウーバーの顧客基盤にリーチできるようになります。これにより、ウェイモのサービスはさらに多くの人々に利用されることが期待されます。
ウェイモの未来展望と市場戦略
全米規模へのサービス拡大計画
ウェイモは、ロボタクシーサービスを全米規模に拡大させる計画を持っています。24年10月には、グーグル持ち株会社の米アルファベットや米ベンチャーキャピタルから56億ドル(約8600億円)の資金を調達しました。
この資金を活用して、技術開発や市場開拓を進め、全米でのサービス展開を目指しています。これにより、ウェイモは自動運転タクシー市場でのリーダーシップを強化しようとしています。
資金調達とその活用方法
ウェイモは、シリーズCの資金調達ラウンドを通じて、技術開発や市場開拓に必要な資金を確保しました。これにより、技術のさらなる進化と市場への迅速な展開が可能になります。
資金調達により、ウェイモは自動運転技術の研究開発を加速させ、より多くの地域でのサービス提供を実現することを目指しています。
自動運転技術の進化と市場への影響
ウェイモの自動運転技術は、日々進化を遂げています。これにより、より安全で効率的な移動手段が提供されることが期待されています。
自動運転技術の進化は、交通渋滞の緩和や交通事故の減少など、社会全体に大きな影響を与える可能性があります。ウェイモの取り組みは、未来の交通手段のあり方を変える一歩となるでしょう。
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