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トーヨータイヤ「ナノエナジーM951EV」小型EVトラック専用スタッドレス登場

2024/09/17

こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
国内市場初の小型EVトラック専用スタッドレス登場!! トーヨータイヤ「ナノエナジーM951EV」

国内市場初の小型EVトラック専用スタッドレス登場

今年5月に開催された「ジャパントラックショー2024」でお披露目されたトーヨータイヤの「ナノエナジーM951EV」が遂に発売されました。

この新しいスタッドレスタイヤは、国内市場初の小型EVトラック専用として開発されており、これからのウインターシーズンに向けて、EVトラックユーザーにとって心強い製品となりそうです。

トーヨータイヤ「ナノエナジーM951EV」の概要

「ナノエナジーM951EV」は、特に小型EVトラックのために設計されたスタッドレスタイヤです。

このタイヤは、EV特有の高トルクやバッテリー搭載による車両重量の増大など、EVトラックの特性に対応するために開発されました。

「ジャパントラックショー2024」での発表

「ナノエナジーM951EV」は、今年5月に開催された「ジャパントラックショー2024」で初めて発表されました。

このショーは、商用車業界における最新技術や製品を紹介する場であり、多くの注目を集めました。

ウインターシーズンに向けたEVトラックユーザーへの影響

ウインターシーズンにおいて、スタッドレスタイヤは安全運転のために欠かせないアイテムです。

特に小型EVトラックユーザーにとって、「ナノエナジーM951EV」は氷雪上での性能と耐摩耗性能を高次元で両立しており、安心して冬の道路を走行できるでしょう。

「ナノエナジーM951EV」の技術的特徴

EV専用非対称パターンの採用

「ナノエナジーM951EV」は、EV専用の非対称パターンを採用しています。

このパターンは、氷雪上での性能と耐摩耗性能を高次元で両立させるために設計されており、ブロックを大型化することで剛性を高めています。

耐摩耗NCPコンパウンドの使用

耐摩耗NCPコンパウンドを使用することで、低電費性能と耐摩耗性能の向上を追求しています。

このコンパウンドは、ゴムのエネルギーロスを低減し、トーヨータイヤの現行商品と比較して転がり抵抗を15%低減、耐摩耗性能を38%向上させています。

環境に配慮した再生素材のビードワイヤー

「ナノエナジーM951EV」のビードワイヤーには、環境に配慮した再生素材が採用されています。

これにより、環境負荷を軽減しつつ、高い性能を維持することが可能となっています。

「ナノエナジーM951EV」の詳細な設計

トレッドパターン設計とその効果

「ナノエナジーM951EV」のトレッドパターンは、小型トラックが活用される小口配送において、ストップ&ゴーの頻度が高いことを考慮して設計されています。

リブ(縦溝)パターンによって耐摩耗性能を向上させ、大型ブロックパターンに高密度ウェーブ3Dサイプを配置することで、高トルクに対応するトラクション性能と氷雪上性能を発揮します。

ナノバランステクノロジーの活用

トーヨータイヤは、独自の材料設計基盤技術「ナノバランステクノロジー」を活用しています。

さらに、ゴムコンパウンドのエネルギーロスを低減できる独自のプロセス技術「ナノ・コンポジット・ポリマー」を用いて、最適なコンパウンドを設計しています。

転がり抵抗と耐摩耗性能の向上

「ナノエナジーM951EV」は、トーヨータイヤの現行商品(汎用スタッドレスタイヤM919)と比較して、転がり抵抗を15%低減し、耐摩耗性能を38%向上させています。

これにより、EVトラックの航続距離を延ばし、経済性を向上させることが期待されています。

発売サイズと今後の展開

「ナノエナジーM951EV」の発売サイズは、215/70R17.5 123/121Jの1サイズのみです。

今後、他のサイズについては市場の状況を見ながら検討していく予定です。

トーヨータイヤは、今年6月に発売した「ナノエナジーM151EV」と今回の新商品により、今後活用拡大が見込まれる小型EVトラックの社会的な貢献を足回りから支えていくとしています。

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