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MiTAC社「Mio」ドライブレコーダー、2024年秋に日本上陸!

2024/09/05

こんにちは!MOOVマガジン編集部です。
本日はこちらのニュースを論説したいと思います!
メーカーオプションの実績を持つドライブレコーダー「Mio」。2024年秋に日本進出(スマートモビリティJP) – Yahoo!ニュース

日本のドライブレコーダー市場の現状と展望

ドライブレコーダー市場の成長と現状

ドライブレコーダー市場は、2010年代に社会問題となったあおり運転をきっかけに急速に成長しました。ドライブレコーダーの装着は、事故やトラブルの証拠を残すための重要な手段として認識されるようになりました。

その結果、アフターマーケットにおける自動車用ドライブレコーダーの販売台数は、2021年度に約538万台というピークを迎えました。しかし、その後は2022年度に426万台、2023年度に323万台と、やや落ち着きを見せています。

市場の潜在的な規模と今後の予測

現在、日本の自動車保有台数は約7860万台ですが、そのうちドライブレコーダーを装着しているのは約58%に過ぎません。つまり、約3300万台の自動車がまだドライブレコーダーを装着していないことになります。

このことから、ドライブレコーダー市場にはまだ大きな成長の余地があると考えられます。さらに、既存のドライブレコーダーの代替え需要も見込まれるため、市場の拡大は今後も続くと予測されています。

MiTAC Digital Technology Corp.の日本進出

MiTAC社の概要と実績

台湾のMiTAC Digital Technology Corp.(MDT社)は、IT機器やシステムの開発・製造を手掛けるグローバル企業です。クラウドやデータセンターといったシステムをメインに展開しており、従業員数は49万人、2023年のグループ全体の売上高は13兆円に達しています。

MDT社は、トラックの運行管理機器や工場・病院向けのタブレットなど、B to B製品も手掛けており、その技術力と信頼性は高く評価されています。

MDT社の技術力と信頼性

MDT社は、ドライブレコーダーブランド「Mio」を展開しており、二輪車用ドライブレコーダーの開発で培った耐久性能に関する技術力を持っています。累計出荷台数は1000万台を突破しており、その信頼性は国産・輸入自動車メーカーのディーラーオプションやメーカーオプションに採用されていることからも伺えます。

自動車メーカーによって設定されるオプションは、あらゆる性能に高い基準が求められ、クリアした製品だけがラインナップされるため、MDT社の技術力と信頼性は非常に高いと言えます。

「Mio」ブランドの特徴とラインナップ

「Mio」ブランドのドライブレコーダーは、スタンダードからハイエンドまで6つのモデルがあり、2024年秋から2025年にかけて日本で順次発売される予定です。これらの製品は、まずAmazonでのオンライン販売から始まり、その後に販路の拡大が計画されています。

特に注目されるのは、3カメラを搭載した「MiVue DR50」や、デジタルルームミラータイプの「MiVue ER40」と「MiVue ER50」です。これらの製品は、最新の技術を駆使しており、ユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

新製品「Mio」ドライブレコーダーの詳細

シングルカメラ「MiVue DR30」

「MiVue DR30」は、シングルカメラを搭載したモデルで、2024年10月から11月にかけて最初に登場する予定です。このモデルは、基本的な機能を備えつつ、手頃な価格で提供されることが期待されています。

シンプルで使いやすい設計が特徴で、初めてドライブレコーダーを導入する方にもおすすめです。

前後2カメラ「MiVue DR35」

「MiVue DR35」は、前後2カメラを搭載したモデルで、より広範囲の映像を記録することができます。前方と後方の映像を同時に記録することで、事故やトラブルの際により詳細な情報を提供することが可能です。

このモデルは、特に安全性を重視するドライバーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

3カメラ「MiVue DR50」の特長

「MiVue DR50」は、3カメラを搭載したモデルで、4Kのフロントカメラと2Kのリアカメラ、さらにもうひとつの2Kカメラをリアカメラに内蔵しています。この3カメラシステムにより、側面からの衝突にも対応できる広範囲の撮影が可能です。

近年、360度カメラを採用したモデルが増えていますが、画質の低下や専用ソフトウェアの必要性といったデメリットがあります。「MiVue DR50」は、これらのデメリットを克服し、高画質で広範囲の映像を提供することができます。

デジタルルームミラータイプ「MiVue ER40」と「MiVue ER50」

「MiVue ER40」と「MiVue ER50」は、デジタルルームミラータイプのドライブレコーダーで、2Kリアカメラの映像を11.26インチIPSディスプレイに映し出します。特に「MiVue ER50」は、新開発された高輝度ディスプレイを搭載しており、日差しの強い昼間や対向車のヘッドライトが眩しいときにも効果を発揮します。

これらのモデルは、視認性の向上と安全性の確保を重視しており、最新の技術を駆使して開発されています。

販売価格や機能の詳細情報

「Mio」ブランドのドライブレコーダーの販売価格や機能の詳細情報は、発売日に向けて順次公開される予定です。最新情報をチェックすることで、自分に最適なモデルを選ぶことができるでしょう。

今後も「MOOVマガジン」では、最新のドライブレコーダー情報をお届けしていきますので、ぜひご期待ください。

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